梅雨どき、店舗見学に出かけるのも、おっくう。雨があがったので、出かける。

05-06-29_16-44.jpg五反田から、国道一号を西へ向かう。
ストア100 品川二葉四丁目店に到着。べつに関心は強くなかったのだが、メディアのおかげで聞かれることも多くなったので…。
ご覧のようにマンションの1階。表通りから1本入ったところにある。商店街の集まる中延駅周辺からは少し離れたところ。
店頭の左側には、通い函が山積み。右には雑貨品などが並べられている。その脇が入口。
入って右手に、やたらと騒がれている“生鮮”とやらが。ただ、これって、今までのコンビニにもあったような品揃えが少し拡がっただけのような…。果物、野菜、精肉。魚はない。また、野菜売場の足元に「半額」とかかれた、見切り品の野菜を入れた段ボール箱が直置き…。
店内には、いかにも「店舗見学しにきました!」という感じのオジサン2人。手には、白い手提げ袋をもっている。この日行われていた、某大手卸さんの展示会で配られたお土産だ。展示会場からは最も近いストア100だしね。
その他、100円以外の弁当や惣菜、牛乳などが並ぶ。奥に飲料。CVSより随分高いゴンドラには、手前が食品、中ほどに菓子、奥が雑貨。
…まあ、不振店の転換用業態としてはいいんだろうけど、このフォーマットが事業の中核になるかどうかは、疑問だった。ここの場合、自転車で少し走れば、荏原町のオオゼキに出られる(事実、オオゼキのレジ袋を多く見かけた。戸越銀座にもオオゼキあり)ことから、青果を扱うことのメリットは打ち出しにくいような感じがした。

 

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 歩いて数分、東急大井町線中延駅まで歩くが、その先に伸びていた商店街に引き寄せられ、ひょこひょこ歩いてたら、東急池上線荏原中延駅まで来てしまった。地上にあった駅が地下にもぐり、その跡地に駅舎が。2階に東急ストアがある(写真左手が、2階へのエスカレーター入口)。まあ、最近の東急ストアらしいフォーマット。隣が、旭食品の惣菜店「いろいろさいさい」。高質感を出すためか、やや暗めの照明で、それが、なんとなく入りにくい印象を受けた。

 

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荏原中延から池上線、旗の台で大井町線に乗り換え、九品仏駅に到着。駅改札すぐにある「q’s mart 九品仏駅前店」へ。スリーエフの新業態CVSとして話題になった店舗。
駅前だけに、けっこう客入りはある。CVSというより、かなりミニスーパー寄り。入口すぐ、果物の平台がある。高質店のような、木製で円形のアレだ。入口右に生鮮3部門あり。99円が基本売価だが、それを外れた売価も多数あり、しかも末尾も199とか299ではなく、バラバラ。親会社・富士シティオのPB牛乳を扱う。
しかし、目に付いたのが、棚の上部のストックスペースに、異常なほど在庫が積み上げられていたこと。菓子の袋が、もはや「どこまで積めるか」というゲームのような感覚で高く積み上げられている。これでは在庫管理など無理だろう。あまりにすごいので、理念に反して隠し撮りをしてしまった。公開はしませんが…。注目店だけに、こういうことを許してて、いいのかなぁ、と思った。
あと、珍しいレジが導入されていた。あのレジ、どこのですかねぇ?

  

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 九品仏から大井町線、大岡山まで戻り目黒線で不動前。23日にオープンした東急ストア。ご覧のように高架下。数年前に高架になった。
店は、とっても明るい。ケースの照明がピカピカと、まぶしい。縦長180坪。先に出てきた「いろいろさいさい」も入店、こちらは多少入りやすいか。
しかし、不動前にもオオゼキがあり、なかなか大変そうではある。あと、ポロロッカもあるが、もっと大変だろう。